フリーソフト・オープンソースの利用は危険なのか?

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自分が使いたいソフトを作ったので、多くのひとに使ってもらいたいという善意で作られたフリーソフトウェアやオープンソースソフトウェア。善良な人たちがプロジェクトを推進していた頃は平和だった。しかし、多くの人達が便利なそれらのソフトウェアを利用し再配布できるに従い、悪意をもった人たちがこれを利用したり、フリーソフトウェアのフリをして悪意をもったソフトウェアを配布するための道具にしてきている。

hackersuseoss動画ダウンローダ、CDやDVDのISOイメージ作成ツール、パッケージソフトのライセンス認証キー回避ツール、動画や音声の変換ソフト。こうした著作権違反を助長する無償のソフトウェアは、個人が作成した善良なものも勿論あるが、犯罪組織がウイルスを送り込むためのツールとして制作されたものが少なくない。ダウンロードサイト大手のcnet.download.comsourceforge.netであっても悪意のある作者によってアドウェアやウイルスが仕込まれたソフトウェアが大量に登録されている。中国のあるポータルサイトからブラウザの「ホーム」設定が変更できなくされ、それを解除することすらできずパソコンをクリーンリカバリしなければならない邪悪なものも多くある。インターネット閲覧中は、パソコンに侵入したアドウェアが広告を常に表示しつづけ利用者を悩ませる。アドウェア作者は、広告表示機能を排除することをできなくするテクニックを年々磨いてきており、このままでは世界中の無償ソフトウェアを使うことがままならなくなってしまうことだろう。パソコン内のマイドキュメントを暗号化するランサムウェア(身代金型ウイルス)は、特にこうした無償のソフトウェアを偽装することが多い。

こうしたことを回避するポイントは

(1)極力、著名でない無償ソフトウェアは利用しない。利用する場合は、ダウンロードしてインストールする前に問題がないかソフトウェアの名前で検索をして問題が起きていないか確認する。

(2)インストールする際には、「カスタムインストール」を選択し、一緒に不要なソフトをインストールしようとしていないか絶対に確認しながら慎重にインストールする。

(3)中国製のソフトウェアには気を付ける。パソコンのみならずアンドロイドアプリは特に注意が必要。犯罪組織が関与しているケースが非常に多く報告されている。

(4)著作権違反を幇助する無償のソフトウェアには、悪意のあるソフトウェア(ウイルス、アドウェア)が仕込まれているのが当たり前と考える。パソコンを壊して回復に労力費やし、信頼を失うよりも正規に音楽や動画を楽しもう。

 

善良な方が作ってくれた無償のソフトウェアに感謝をし、信頼のおけるもののみを利用するように心がけるだけで、パソコンを無駄に破壊することはなくなる。

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