ブルースクリーンになってしまった時

Windows 10の月例Windows Updateの配信でブルースクリーンになってしまう事象が増加しています。今回ご紹介する方法でファイルをそのまま復旧できる場合があります。復旧方法はセーフモードでパソコンが起動可能か、ブルースクリーンのまま操作ができないかの2通りの方法があります。

ブルースクリーンで操作不能な場合

Windows Updateが原因でブルースクリーンになってしまった場合は、原因になったWindows Updateをブルースクリーン中メニューにある「コマンドプロンプト」を使用してアンインストールすると復旧できる場合があります。
まずはインターネットでKB名を検索してみてください。

復旧させる方法は、「Windows 10のパソコンを初期化するを利用する」「パソコンメーカーのリカバリディスクを利用する」2つの方法があります。

どちらの方法を選択してもインストール済のアプリケーションは全て削除されますが、「Windows 10のパソコンを初期化するを利用する」方法では、保存済みのファイルを取得することができます。
保存済みのファイルを取得したい場合は、「Windows 10のパソコンを初期化するを利用する」で復旧してください。

参考

Windos 10 を初期化する手順

この「Windows 10のパソコンを初期化するを利用する」方法では、Windowsは安定した状態で復旧しないようです。
ファイル取得後に「Windows 10のパソコンを初期化するを利用する」方法の中で「すべてを削除する」を選択し、完全初期化を実施してください。
また、チップセットドライバーなどのパソコンを稼働するうえで必要なドライバー類も削除されますので、パソコンメーカーのサポートページからダウンロードして導入する必要があります。

オススメの手順

  1. Windows 10のパソコンを初期化にて「個人ファイルを保持」して復旧
  2. 必要な個人ファイルをUSBドライブなどに移動・保管する
  3. パソコンメーカーによるリカバリーディスクを用いて工場出荷状態に戻す
  4. Windows 10のアップデートを行い、最新版にする
  5. 必要なアプリケーションをインストールする
  6. 個人ファイルをパソコンに戻す

復旧方法として、「スタートアップ修復」「イメージでシステムを回復」「システムの復元」もありますが、ほとんどがうまく機能しないようです。